遠慮しながらドアを開け、いいですか?と確認すると、と~ぞ!どーぞどーぞと女将が誘う。ほがらかで、気さくで、元気な声に緊張していた心がほどけた。思わずこちらも笑みが出る。私達は奥のテーブルに落ち着く。
それ自体は素材のうまみなのか?うす味の中にも深みを感じる。
ソースはハッキリとした濃いめの味。いろんな物が煮溶けたであろう複雑な味。うまい。
メンチカツの甘い肉アブラとソースが口の中で合わさっころに女将が私達のテーブルに立つ。
自家製のサンショウ漬けが入った小瓶を、その内容を短的に説明しながらテーブルの上に置いた。今度はご飯に載せて食べろと笑う。私は握った箸を引っくり返し、瓶に運ぶ。
あら、いいのいいの、どうせあなた方に上げるんだから。と笑ってみせた。
こんな店、はじめてです!
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