カブ インジェクションの考察 その1
私のカブは50cc、AA04のプロです。初の中国生産カブで、不人気です。中古車は安めですが、カスタム系の専用パーツは無いに等しい。ネットの情報も、ま〜薄いこと。
乗り味は、カブ「プロ」は主に仕事用のバイクとして開発されたようで、荷物を低速で安全に運ぶことに適した仕様なのでしょう。とにかく遅い!いや、遅いだけならそれでもイイのです。別に急いでいないし…それはそれで楽しいし…。しかし私だけの道じゃないのでそれなりに気を使います。急な上り坂では2速全開で50原付の法定速度内(以下)、すぐ後ろでダンプがいらついています!譲りたくても狭い道幅に途切れない対抗車…。お仕事ご苦労さまです…と荒ぶるダンプに届かぬ思いを口にします。残念ながらそういう登り坂はいたるところにあります。
ざっくり言うと登りの苦労や危険から開放されたく、せめて車の流れに乗れるモノが欲しいということでボアアップ作戦を行ないたいと思っています。ボアアップで50原付の法定速度からの開放を図り、パワーアップで上り坂をなんとか4速のまま行けないかな〜!というムリな願いを欲望に変え計画を進めます。適合するキットが81.2ccだったかな?数あるボアアップキットの中でAA04には唯一これしか合わないようです。専用のECUのサブコン購入は控えて既存をゴニョゴニョして頑張ろうかと思っています。ま〜その辺を楽しむために買ったカブでもあるので、挑戦してみます。
この一つ前のモデルからキャブではなく、電気の力で燃料を吹くインジェクションになっています。インジェクションはECUというコンピュータで電子制御され、アクセル開閉度やら回転数やら温度やら…よく判りませんが、各種センサーからの情報(電圧)がECUに流れ、それらの条件下でプログラム通りの電子制御を行っているようです。同じバイクをベースとしたクロスカブ50の走りが違うのはプログラムの味付けが違うところが大きいのだと思います。
で、ここでやっと考察です。AA01という一つ前の型の情報ですがインジェクションはECU側の制御で燃料を噴射する。しかしECUの制御はオープンタイプっていう趣旨の情報を見る。???? インジェクションには2線つながっていて、一つは12V(電源)で、もう一つは制御信号線(オープン)とな?オープン?もしかしてオープンドレインとかいうタイプの回路かな?ま〜難しく考えないでecu側でボタンを押してくれるんだな。インジェクション側ではHIGHで待機してるって事だな。ってくらいに考えておきます。
てことは…
arduinoで作るんですが、ECU側でボタンが押されれたのを感知したら、燃料の噴射信号をインジェクションに出す。(違う言い方をすればインジェクション側とつながったスイッチをarduinoで押してやる!)。という解釈でイイのかな?
1、arduinoでECUのインジェクションON指令を感知する(arduinoのecu側のピンが1から0に)
2、インジェクション側の回路を指定時間ONする
3、arduinoでECUのインジェクションOFF指令を感知する(arduinoのecu側のピンが0から1に)
4、インジェクション側の回路を指定時間ONにする(燃料増でパワーアップを図る)
とりあえず机上で回路とarduinoのスケッチを試してみます。その後上記の考察が合っているかCUBで確認してみます。

コメント
コメントを投稿